1992年9月16日にスーパーモンキーズのメンバーとしてデビューし、2018年9月16日に芸能界を引退した安室奈美恵さん。彼女は、25年以上もの長い間、芸能界という厳しい世界を駆け抜けてきました。
多くの人に憧れられ、日本中の誰もが知る大スターとなった安室奈美恵さん。しかし、その道のりは、決して容易いものではなかったはずです。彼女は、困難に立ち向かったとき、どのようにして乗り越えてきたのでしょうか。
今回は、逆境に負けない安室奈美恵さんのメンタル術について考える、第一弾です!今回は、「デビュー前、デビュー当時」の安室さんのエピソードやインタビューを振り返り、彼女の「強いメンタル」の秘訣について考えていきます。
Contents
安室奈美恵のプロフィール
名前:安室奈美恵(あむろなみえ)
生年月日:1977年9月20日
年齢:45歳
血液型:O型
身長:158cm
血液型:O型
逆境に負けない安室奈美恵のメンタル術
安室奈美恵のメンタル術その1:強い意志を持つ
レッスンまで往復3時間かけて歩いて通っていた
安室奈美恵さんはデビュー前、沖縄アクターズスクールという養成所に通っていたことで有名です。スクールの社長にスカウトされて養成所に入った彼女ですが、彼女の家はとても貧しく、レッスン一切お金をかけられない状況でした。
安室さんは特待生として沖縄アクターズスクールに入り、レッスン費は一切かからないということで安室さんのお母さんは納得したようです。さらに、当時の安室さんの家庭では、往復260円のバス代も出すことが難しかったそうです。
そのため、安室さんは家からレッスンまでの片道1時間半、往復3時間かけて歩いて通っていたのでした。
当時小学生だった彼女が、毎日毎日それだけの時間を歩いて通うということは並大抵のことではありませんよね。彼女には、自分の夢を叶えたい、という強い意志があったのです。
強い意志を持ち続けるには?
強い意志を持ち続けるためには、誘惑に負けない気持ちや、自分を奮い立たせる強さを持つ必要があります。人に流されないことも大切ですよね。
何かを成し遂げたいという強い意志があれば、人は困難にも立ち向かえるのです。
安室奈美恵のメンタル術その2:誰かのために頑張ろうと思う
「お母さんを楽にさせてあげたい」
沖縄アクターズスクールでのレッスンに夢中になっていた彼女は、学校にもほとんど行かなくなっていたようです。そんな安室さんの様子をみかねた先生が、安室さんと安室さんのお母さんを呼び出し、学校に来るように諭しました。
しかし、安室さんは「このままじゃ卒業できませんよ」と先生に言われ。このように言ったそうです。
「卒業できなくてもかまいません。中学の卒業証書があっても将来ごはんが食べられるわけではありません。私は歌でお金を稼ぎ、りっぱにやっていきます。そして、お母さんを楽にさせてあげたいんです」
『約束』より
もともと引っ込み思案だった安室さんが、このようなはっきりとした口調で自分の意志を主張したことに、安室さんのお母さんはとても驚いたそうです。
誰かのために頑張ろうという気持ち
まだ中学生なのにも関わらず、こんなにはっきりと自分の将来について自分で考えられる人はそうそういない気がします。
安室奈美恵さんは、小さい頃から誰がなんと言おうと自分の意志を貫くという強い気持ちを持っていたのです。
貧しい家庭に育ち、シングルマザーとして3人の子供を育てるお母さんの苦労を間近で見てきた安室さん。
「お母さんを楽にさせてあげたい」という強い気持ちがあったからこそ、強い意志を持たなければいけないという気持ちがあったのかもしれません。
安室奈美恵のメンタル術その3:負けん気を発揮する
「必ずBIGになってみせる」
強い意志を持って沖縄から上京するも、当時の安室さんは電車や高層ビル群に圧倒され、「本当にここでやっていけるのか」と感じたそうです。しかし、負けん気の強い彼女は「必ずBIGになってみせる」と心に誓いました。
自分で選んだ道とはいえ、地元の沖縄から遠く離れた東京に移り住むのには不安もあったに違いありません。まだ中学生の女の子が、ホームシックになっても、電車で気軽に帰ることも出来ないのですから。
「沖縄の人は売れない」
安室さんが上京するというとき、地元の沖縄の人たちは「沖縄の人は売れない」「どうせすぐに帰ってくる」と口を揃えていったとか。
安室さんは「勝手に言ってればいい」と持ち前の負けん気を発揮して、より一層気合が入ったとか。
逆境の時こそ、負けん気を発揮する
自分が何かを成し遂げようとしている時、「そんなのできるはずない」などと言われた時こそ、負けん気を発揮したいものです。
「いつか見返してやる」という強い気持ちは、より一層自分を奮い立たせるエネルギーになるでしょう。
安室奈美恵のメンタル術その4:苦労を語らない
幾度となく逆境を乗り越えてきた安室さんですが、その苦労については多くを語りません。沖縄アクターズスクール時代の苦労やデビュー当時の苦労について聞かれても、彼女はきまって明るく当時のことを振り返ります。
例えば、彼女が小学生の頃、レッスンに往復3時間かけて通っていたことに関しても、「同じレッスンを頑張っていた友達とおしゃべりしながら帰るのが楽しくて、気づいたら家までついてしまっていた」というように語っています。
このことが本当かどうかはわかりませんが、当時まだ小学生だった女の子が、レッスン帰りで疲れているのに片道1時間半の距離を歩くのはとても大変だったに違いありません。そういう苦労をあえて語らないところもかっこいいですよね。
苦労を語るより、明るくいること
人は誰しも、苦労をした経験があるはずです。しかし、その苦労をあまりにも語りすぎるよりも、辛かった時のことを笑い飛ばせるくらいの人の方が、魅力的かもしれません。苦労を乗り越えたという自信を持つことが大切なのでしょう。
安室奈美恵のメンタル術その5:いい子ぶらない
安室奈美恵さんは、多くの人に愛されてきたアーティストですが、決していい人ぶっているわけではありません。それはデビュー当時から。当時の彼女のテレビでのトークや雑誌などのインタビューにもそれが顕著に出ています。
当時、週刊誌のインタビューでブルセラを売る女子高生について聞かれた時、安室さんは、「私も東京にいたらお金ほしーいとか言ってブルセラを売っていたかも」なんて話していました。これは、かなりの過激発言ですよね。
彼女は「人に迷惑をかけるわけじゃないからいいんじゃない」なんてあくまであっけらかんとした姿勢でした。彼女のように人は人、自分は自分だから別にいいんじゃない?という信念があれば、別にいい子ぶって話す必要はないのです。
嫌われることを恐れない
人は誰でも少なからず「嫌われたくない」という気持ちを持っています。
しかし、周りの目を気にしてばかりで当たり障りのないことしか言えないのは息苦しいですよね。それよりも、言いたいことをハッキリ言える人の方が魅力的です。
まとめ
デビュー前、デビュー当時はまだ10代だった安室さん。その時にすでに圧倒的に強い意志を持ち、負けん気の強さを発揮し、たいていのことにはビビらない精神を持っていたことがわかります。
人生生きていれば、人の目が気になって仕方なかったり、自分の進む道について不安に思ってしまったりすることがあるでしょう。
しかし、強い意志を持つことで、安室奈美恵さんのような「強いメンタル」を身につけられるのでしょう。
第二弾も、お楽しみに!
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