2020年にデビュー20周年を迎え、現在も多くのファンに愛されるアーティスト・倖田來未さん。
『キューティーハニー』や『Butterfly』などのダンスナンバーが有名な彼女ですが、バラード楽曲もとても人気です。
ご本人も”隠れ”バラードシンガーであると語る倖田來未さんの、人気曲やおすすめ楽曲をまとめました。
Contents
実は”隠れバラードシンガー”?
迫力のあるパフォーマンスやセクシーな衣装が印象的な倖田來未さんですが、ご本人いわく、実は”隠れバラードシンガー”でもあるそう。
デビュー当時は歌を多くの人に聴いてもらうためセクシーな服装もしていたものの、早くバラードを歌う歌手になりたかったそうです。
デビュー当時はダンス楽曲などヒット曲が多かった倖田來未さんですが、今ではカラオケでも歌われるバラード曲が沢山知られていますよね。
倖田來未のおすすめバラードまとめ

『Promise』
「やっとドバラードを歌えた」
2005年9月にリリースされた『Promise』という楽曲では、「やっとドバラードを歌えた」と語る倖田來未さん。
それ以前にリリースした『hands』もバラードだったものの、倖田さんの中ではミディアムナンバーという認識だったそう。
もっとしっとり、悲しい、涙が出るようなバラードをずっと歌いたいたいと思う中、要約リリースできたのが『Promise』だったそうです。
恋愛に素直になってほしいという思い
実際に歌ってみると「この曲、すごく良い曲!」と気持ちよく歌えたという倖田來未さん。
この曲を通して、大切な人を失う悲しさや、プライドなんていらないのだということを多くの女性たちに伝えたいと語ります。
フラれたら嫌だと強がりを言っているよりも、素直になることでより恋愛を楽しめると考えているそうです。
恋人と別れてからも、彼のことを想ったままという心境を描いた楽曲で、多くの人の心に届いてほしいと語っています。
『flower』
倖田來未さんのおすすめバラードは、倖田來未さん初の小説イメージソングとなった『flower』。
『Promise』のリリースから2週間後にベストアルバムリリースが控える中、急にリリースの話をもらったそうです。
作家・Yoshiが作詞を務める
倖田來未さんの楽曲『flower』がイメージソングとなった小説は、作家・Yoshiさんが手掛ける恋愛小説『恋バナ』。
普段は楽曲の歌詞を自身で担当されている倖田來未さんですが、『flower』はYoshiさんが作詞を手掛けています。
本人から指名を受ける
『恋バナ』のイメージソングに選ばれた際は、「倖田が良い」と、Yoshiさんご本人から指名を受けたそう。
当時からインタビューやラジオなどで恋愛相談や恋愛トークをしていた倖田來未さんの様子を見たYoshiさんが声をかけてくれたそうです。
かつて映画化されたYoshiさんの『Deep Love』では、妹・misonoさんのバンドday after tomorrowの楽曲も使われたそう。
倖田來未さん、misonoさんは姉妹でYoshiさんの作品に楽曲を通して関わっているんですね。
恋する女性の背中を押す作品に
作品を通して、改めて「人っていうのは、傷ついても傷ついても恋をしてしまう生き物なんだ」と感じたという倖田來未さん。
恋をして女の人は綺麗になっていくと常に思っているという倖田來未さんは、このことに「一理ある」と感じたそうです。
『flower』というバラードを制作する中で、「すごい勉強になりました」と語っています。
恋愛においても女性たちの背中を押す楽曲をたくさん歌っている倖田來未さんらしい楽曲ですよんね。
透明感のあるボーカルを意識
雑誌のインタビューや取材などでも度々話してきたことが楽曲になったため、「スルッと歌えました」と語る倖田來未さん。
Yoshiさんは倖田さんにピュアなイメージをもともと抱いていたため、そのイメージで歌ってほしいとオーダーしたそう。
レコーディングの際に倖田來未さんは、ピュアで透明感のあるボーカルになるよう意識して歌ったといいます。
『walk』

ライブの最後に必ず歌う曲
倖田來未さんの中でもとても印象に残っているというバラード曲が『walk』。
倖田來未さんがまだ売れない辛い時期に制作した楽曲で、今でも欠かさずライブのアンコールで歌っているといいます。
エイベックスの松浦社長が「コンサートで一番最後に歌う曲を作りなさい」と提案し、制作に至ったそうです。
『walk』という楽曲に対する思い
下積み時代やバッシングを受けた時期などを経験しながら、活動を続けてきた倖田來未さん。
そんな彼女にとって、傷ついても前向きに歩こうというメッセージを持つ『walk』にはとても強い思い入れがあるそうです。
下積み時代に書いた『walk』をブレイクしてから歌った際は、とても感慨深かったといいます。
夢を信じ続けることの大切さ
倖田來未さんのライブの最後に毎回歌われる『walk』。
ファンの間でもしっかりと認知されている楽曲で、毎回行われる振り付けなどもあります。
倖田さんはデビュー当時から大切に歌っている楽曲だと語っており、夢を信じ続けることの大切さを感じさせてくれますよね。
『Rain』
倖田來未さんのおすすめバラードの1つが、『feel my mind』というアルバムに収録されている『Rain』。
リリース後時間がたってからも高い人気を誇り、着うたランキングで上位にランクインしたりもしたそう。
倖田さん自身、ファンから「『Rain』がすごく好き!」と言われることも多いといいます。
ファンからの口コミで人気に
プロモーションもあまりできていなかったという『Rain』ですが、口コミでじわじわと人気を集めていったそう。
昔のアルバムの中のバラードを知ってくれていることに驚きつつも、アーティストとして誇りに思えたといいます。
倖田來未さんのアルバム曲には、『Rain』のような「隠れ名曲」がとても多いですよね。
『you』
倖田來未さんのおすすめバラードの1つが、2006年にリリースされた『you』。
倖田來未さんにとってオリコンシングルチャートで初めて一位になった楽曲でもあるそうです。
ブレイクするまでバラードはなかなか歌えなかったという倖田來未さん。
もともとバラードを歌いたいという思いが強かったこともあり、『you』を発売する際はとても嬉しかったそう。
『キューティーハニー』などのアップテンポでヒットを出したからこそ、「極上のバラードを出すぞ!」という気持ちだったそうです。
PVもストーリー仕立てになっているなど、とてもメッセージ性の強い楽曲ですよね。
『愛のうた』
倖田來未の代表曲の1つ
倖田來未さんの代表曲の1つで、カラオケランキングなどでも上位にランクインすることも多いのが『愛のうた』。
2007年9月にリリースされた『愛のうた』は、ファンの間でも支持の高い楽曲で、倖田來未さん自身、最も歌った楽曲だそうです。
音楽番組はテレビ局から曲のリクエストをもらうことが多い中、ダントツでオファーが多い楽曲だといいます。
恋愛相談から生まれた曲
この楽曲の作成のきっかけは、倖田來未さんの友人、ファンからの恋愛相談だったそう。
女性目線から見た曖昧な関係をテーマに描いており、切なくてキュンとする歌詞が人気を集めています。
お互いが与えあう恋愛の大切さ
この楽曲を制作するまでは相手に与えてもらいたいという気持ちで恋愛をしていた部分もあったと語る倖田來未さん。
この楽曲を通して、「愛は与えられるものじゃなく、自ら与えるものなんだ」と思えるようになっていったそうです。
お互いが与え合うという気持ちを持つことで、恋人だけでなく、家族や友人との関係もより良くなる。
全ての人と人との間に対する愛にも繋がると感じ、そんな愛をこれからも歌っていきたいと感じたそうです。
『NO ME WITHOUT YOU』
倖田來未さんが、たった一人のファンに向けて歌うならこれがいい!という曲が、『NO ME WITHOUT YOU』。
倖田來未さんのバラード楽曲が収録されたベストアルバム『WINTER of LOVE』に収録されている楽曲です。
この楽曲は倖田來未さんのデビュー15周年の時に作った楽曲で、音が良く響くホールで歌いたいそう。
「普通の女の子だった私があなたのお陰でここまで来れた」という意味を込めて歌いたいと語ります。
とても壮大なバラードで、倖田來未さんがライブで披露した際は会場全体が聞き入ってしまうほど。
長い下積み時代を乗り越えてブレイクを掴んだ倖田來未さんが歌うからこそ、多くの人の心に響く楽曲なのではないでしょうか。
まとめ
今回は、倖田來未さんのバラードに対する想いや、おすすめのバラード楽曲についてまとめました。
ダンスナンバーもカッコいい倖田來未さんですが、バラードも良い楽曲だらけですよね。
ライブではセクシーなパフォーマンスをするなど「ステージ上ではやりたい放題」だと語る倖田來未さん。
しかし倖田來未さんは、「コンサートって歌をしっぽり聞かせる場所でもある」とも考えているそうです。
今回ご紹介した中でまだ聴いたことがない楽曲がある方や、久しぶりに倖田さんの楽曲を聴くという方はぜひチェックしてみてください。
倖田來未のプロフィール

愛称:くぅちゃん
生年月日:1982年11月13日
出身地:京都府
年齢:42歳
身長:154cm
活動期間:2000年-
職業:歌手
事務所:エイベックス・マネジメント
2000年にシングル『TAKE BACK』でエイベックスからデビューし、2006年に『Butterfly』で日本レコード大賞を受賞。
圧倒的なライブパフォーマンスと愛らしいキャラクターで、現在も多くのファンを魅了し続けている。