深夜のクラブ回り?お客さんは3人?倖田來未の下積み時代のエピソードがすごい!当時の苦悩と彼女が見せたプロ根性とは

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2020年にデビュー20周年を迎え、現在も多くのファンを魅了するアーティスト・倖田來未さん。

“エロかっこいい”ブームを巻き起こし、日本のトップスターの1人となった彼女ですが、実は過酷な下積み時代を経験していたんです。

今回は、倖田來未さんの下積み時代のエピソードについてまとめました。

倖田來未さんの下積み時代のエピソード

倖田來未さん公式インスタグラムより

アリーナツアーや東京ドーム公演など、数々の大きなステージに立ってきた倖田來未さん。

しかし、デビュー当時の倖田來未さんに待ち受けていたのは、深夜の「クラブ回り」でした。

クラブで歌っていた時代のことを、今でも「思い出すことがある」と語る倖田來未さん。

そんな倖田來未さんのクラブ回り時代のエピソードをご紹介します。

「エイベックスに入れば売れる」?

倖田來未さん公式インスタグラムより

2000年12月6日、1stシングル「TAKE BACK」でエイベックスからメジャーデビューを果たした倖田來未さん。

数々の人気アーティストを輩出してきたレコード会社のオーディションに合格した彼女は、「エイベックスに入れば売れる」と思っていたそう。

しかし、1stシングル「TAKE BACK」の売り上げは、オリコンチャート最高59位止まり。

夢にまで見たデビューを果たした彼女ですが、現実は決して甘くはなかったのです。

「全国100箇所のクラブを回ろう」

デビューするもなかなか結果を出すことができない中、彼女に待ち受けていたのは、深夜のクラブ回り。

倖田來未というアーティストの存在を多くの人に知ってもらうため、「生の歌声を聞いてもらおう」という意図でスタートしたといいます。

「いい歌を歌って入れば、必ずファンはついてくる」というエイベックスの松浦社長を信じ、「全国100箇所のクラブを回ろう」と気合十分でスタートしたそうです。

華々しいステージで歌っている倖田來未さんからは想像もできませんが、当時の彼女はどのようにして下積み時代を乗り越えてきたのでしょう?

トラブルはしょっちゅう?

倖田來未さんがライブを行っていたクラブは、普通のライブ会場とは異なるため、トラブルもしょっちゅうだったそう。

クラブのフロアにはステージがなく、ビールケースを重ねて即席ステージを作ったこともあったそう。

また、音響も整っていないため、マイクの音が出なかったり、音が途中で途切れてしまったり。

万全の環境でライブができない中、「思うように歌えなかった」と落ち込むこともしょっちゅうだったといいます。

大会場に観客は1列だけ?

そんな下積み時代の最中、新潟でとある大きなクラブのイベントがあったそう。

倖田來未さん本人も「たくさんの人に歌を聴いてもらえる」と楽しみにしていたそうですが、そこでまたもやハプニングが。

なんと当日が猛吹雪で、2000人入ることができる会場に観客は前列の1列だけ。お客さんよりスタッフさんの数の方が多い状況だったといいます。

天候の問題は自分ではどうすることもできませんし、期待を膨らませていた分、ショックも大きかったはず。

しかし、倖田來未さんはがっかりしながらも、しっかりとパフォーマンスをやり切ったそうです。さすがプロですよね…!

「お前、誰やねん!」

当時はワンマンライブではなく、イベントのゲストとして呼ばれることがほとんどだったという倖田來未さん。

倖田來未さんを知らないお客さんも多く、ライブが始まるや否やフロアから離れてしまう人がいたり。ライブでは常に”アウェイ”感があったそうです。

倖田來未さんがステージに立って歌っていても、会場にいる人の反応は「誰?」というような冷ややかなもの。

お酒を飲んでいるお客さんから、「お前誰やねん!」と罵声を浴びせられることもあったといいます。

当時について「お酒を飲みながらだから、まともに歌を聴いてもらえなかった」と語っている倖田來未さん。

歌を聴いてもらえないだけでなく、冷ややかな目線や罵声を浴びせられる状況は、耐え難いものだったでしょう。

「すごい度胸の持ち主」

しかしそんな状況の中でも、しっかりとパフォーマンスをやりきっていたという倖田來未さん。

トラブルさえも”演出”に変え、持ち前の明るさとMCで、最終的にはフロアを沸かせていたといいますから、さすがとしか言いようがありません。

当時のマネージャーさんは、そんな彼女の姿を見ていて「すごい度胸の持ち主」だと感じていたそう。

パフォーマンスをやり切るだけでなく、フロアも沸かせてしまう。

どんな状況でもお客さんを楽しませよう!という倖田來未さんのエンターテインメント精神も感じさせられますよね。

当時のマネージャーさんは、「どんな状況でもクオリティの高いエンターテインメントを追求する姿勢が彼女を成長させた」と語っています。

当時はまだ10代だった倖田來未さん。その頃から圧倒的な”プロ根性”を持っていたことがわかりますね。

まとめ

今回は、アーティスト・倖田來未さんの下積み時代のエピソードをご紹介しました。

今や大きなステージで、多くのファンからの歓声を浴びている倖田來未さん。

しかし、今でも下積み時代のことを思い出すそうで、大きな会場でライブができていることに、常に「感謝の気持ち」を持っているといいます。

常に初心を忘れない姿勢が、多くのファンに愛され、かっこいいパフォーマンスを追求し続けられる理由なのかもしれません。

今後も、そんな倖田來未さんの活躍から、目が離せません!

倖田來未のプロフィール

倖田來未さん公式インスタグラムより

名前:倖田來未(こうだくみ)
愛称:くぅちゃん
生年月日:1982年11月13日
出身地:京都府
年齢:40歳
身長:154cm
活動期間:2000年-
職業:歌手
事務所:エイベックス・マネジメント

2000年にシングル『TAKE BACK』でエイベックスからデビューし、2006年に『Butterfly』で日本レコード大賞を受賞。

圧倒的なライブパフォーマンスと愛らしいキャラクターで、現在も多くのファンを魅了し続けている。

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