2020年にデビュー20周年を迎え、現在も多くのファンに愛されるアーティスト、倖田來未さん。
幼い頃から歌手を志し、何年もの間オーディションを受け続けていた彼女は、高校生の時に見事エイベックスのオーディションに合格しました。
今回は、そんな倖田來未さんのオーディション時代の知られざるエピソードや、現在の事務所・エイベックスに入った理由についてまとめました。
Contents
倖田來未さんのオーディション時代のエピソード
書類審査で落選続き?
小さい頃からカラオケが大好きだったという倖田來未さんは、気づけば歌手という職業を目指すように。
昔から思いついたら即行動派だったという倖田來未さん。学生時代は夏休みになるたびに履歴書を書いて事務所に送っていたそうです。
しかし、全て書類審査で落選。容姿で落とされ、歌を聴いてもらえない日々だったそうです。
歌が大好きで歌手になりたいと思っている中、歌自体を審査してもらえないという状況はもどかしかったことでしょうね。
ご両親も夢を応援
倖田來未さんのご両親は、芸能界を目指すことに反対することはなく、むしろ応援してくれていたそうです。
歌番組で素人の歌い手さんを募集しているのを見つけると、お母さんが応募を手伝ってくれ、お父さんも応援してくれたり。
オーディション前日に倖田さんが夜遅くまで遊びに行っていた時は、「明日オーディションやろ!」とお父さんに注意されたこともあるとか。
avexのオーディションを見つける
そんなある日、倖田來未さんは『avex dream 2000』というオーディションを見つけます。
憧れのアーティストがポスターに載っていたのを見て、avexに入りたいという気持ちが生まれたそう。
『avex dream 2000』は審査員に直接会って30秒の中で自己PR(アカペラ)を聴いてもらえるというスタイル。
当時のオーディションにしては珍しく、「生歌を聴いてもらえた唯一のオーディションやった」と語ります。
歌には自信があった
自己PRは「神田來未子です。歌が大好きなんで聴いてください」と一言。少しでも長く歌を聴いてもらいたかったといいます。
歌には根拠のない自信があったため、練習はしていかなかったそう。
「お母さんも「歌がうまい」と言ってくれていたし、歌に関する謎の自信だけはずっとあった」と語ります。
学校を休んでオーディションへ
また、倖田さんが受けた『avex dream 2000』の一次審査は学校の社会科見学の日と被っていたそう。
しかし、倖田來未さんのお母さんは社会科見学を休んで、オーディションに行っていいと言ってくれたそうです。
芸能より学業を優先させたい親御さんは多いかもしれませんが、倖田さんのご両親は娘さんの夢を優先したかったのでしょうね。
オーディションで歌った曲は?
岡本真夜さんの『Alone』
『avex dream 2000』の一次審査の内容は、30秒の自己PR。倖田來未さんは、岡本真夜さんの『Alone』を歌ったそうです。
今まではビジュアルが理由で書類審査を落とされることもあったという倖田來未さん。
このオーディションでは一次審査から歌を直接聞いてもらえるということで、精一杯歌でアピールをしたといいます。
「面接がなかったら落ちていた」?
初めてオーディションを受けてから約8年、ようやくデビューへのきっかけを掴んだ倖田來未さん。
しかし、オーディションで準優勝した際、松浦勝人さんから驚きの言葉をもらったそうです。
それは、(倖田來未さんについて)「面接がなかったら(オーディションに)落ちていた」というもの。
「キャラクターがある」
倖田來未さんが所属するエイベックスは、スリムで綺麗なアーティストさんが多い事務所。
そのため、倖田來未さんは当時「痩せていない」ということでオーディションに落選しかけていたというのです。
しかし、松浦さんが倖田來未さんと面談をした際、「(倖田來未には)キャラクターがある」と強く感じたといいます。
それについて倖田來未さんは、歌で受かったと思ったのに、面白いから受かったってこと?「一度社長にちゃんと聞いてみたい」と語っています。
圧倒的な歌唱力はもちろんのこと、それほど倖田來未さんのキャラクターに魅力があり、松浦社長の印象に強く残ったということなのでしょうね!
「後ろでは歌いたくない」
倖田來未さんは、エイベックスのオーディションを受けていた当時、別のオーディションの審査にも通過していました。
そのオーディションとは、人気オーディション番組『ASAYAN(アサヤン)』の「モーニング娘。追加メンバーオーディション」。
倖田來未さんの当時のオーディション映像で、面談で自身の思いについて語る場面が。
モーニング娘。はアイドルグループですが、その面談で倖田來未さんは、「後ろでは歌いたくない」とキッパリ。
かなり強気な発言とも取れますが、それほど倖田來未さんがアーティストとしての強い想いを抱いていたことがわかりますね。
のちにモーニング娘。のオーディションは辞退したそうですが、倖田來未さんの存在が多くの人の目に留まっていたことがわかりますね。
エイベックスに入った理由は?
綺麗なアーティストが多い
「多くの人を感動させる歌を歌えるアーティストになりたい」という思いで、歌手を志したという倖田來未さん。
そんな彼女がエイベックスを選んだ理由の1つは、「エイベックスは綺麗なアーティストの方がたくさん所属している」というもの。
社長の松浦勝人さんからも「人から憧れられる人になりなさい」と言われたという倖田來未さん。
多くの人に感動する歌声を届け、憧れられ、夢を与える存在になりたい。そんな思いから、今の事務所に所属することを決めたのですね。
容姿へのコンプレックスが悪化?
一方、オーディションに合格し、自分が憧れていた人たちがライバルに変わることで重圧も大きかったそう。
ライバルとしてはおこがましい自分が「歌を歌う」という目標をブレずに持ち続けるのは苦行だったといいます。
それまではavexに入ることがゴール、avexからデビューできればこっちのものと思っていたという倖田來未さん。
いざavexに入ったら、容姿へのコンプレックスがより強くなったそうです。
「私には歌しかない」
当時ヒットチャートを飛ばしていたavexの先輩歌手たちは、みんな歌もダンスも上手くて可愛い人たちだったと語る倖田來未さん。
そんな中、「私には歌しかないんや・・・」と感じたそうです。
しかし、そんな想いがあったからこそ、倖田來未さんの歌が多くの人に愛されるようになったのかもしれません。
メイクの研究やダイエットを行う
デビューまでの長い準備期間には、ダイエットも課題だったという倖田來未さん。
毎日二重にメイクをするなど容姿を磨く努力を行い自信がつき、だからこそ「今大好きな歌を歌い続けられている」と語ります。
ダイエット後のビジュアルイメージなども含め考えていた事務所の判断は正しかったとも考えているそうです。
コンプレックスに負けず、ひたむきに努力を重ねる姿勢も、倖田來未さんが人気アーティストとなった理由なのでしょうね。
1番になることへの憧れ
自分自身について「気がつけば私っていつだって二番目なんですよ(笑)」と語る倖田來未さん。
「オーディションではいつも2位止まり」で、avexのオーディションも準優勝。デビューも妹のmisonoさんの方が先。
だからこそ1位への憧れは人一倍強く、「いつか1位になりたい。トップアーティストと言われる存在になりたい」。
そんな想いとともに、倖田來未さんのアーティスト活動はスタートしたそうです。
その結果、レコード大賞受賞に加え、オリコンチャート1位など、数々の「1位」を記録することとなったのですね。
まとめ
今回は、倖田來未さんのオーディション時のエピソードや、エイベックスに入った理由などについてご紹介しました。
圧倒的なパフォーマンスや、明るく楽しいMCで見る人を元気付けてくれるオーラの持ち主である倖田來未さん。
これからも、ステージ上でキラキラと輝く姿を見せてほしいですよね。
倖田來未のプロフィール
名前:倖田來未(こうだくみ)
愛称:くぅちゃん
生年月日:1982年11月13日
出身地:京都府
年齢:41歳
身長:154cm
活動期間:2000年-
職業:歌手
事務所:エイベックス・マネジメント
2000年にシングル『TAKE BACK』でエイベックスからデビューし、2006年に『Butterfly』で日本レコード大賞を受賞。
圧倒的なライブパフォーマンスと愛らしいキャラクターで、現在も多くのファンを魅了し続けている。