倖田來未がヒットを生み出し続ける理由が凄い!楽曲制作過程やマーケティング方法とは

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2020年にデビュー20周年を迎え、現在も多くのファンに愛されるアーティスト・倖田來未さん。

「エロカッコいい」ブームを巻き起こし、ミリオンセラーを連発するなど、日本を代表するアーティストとして知られています。

今回は、デビューしてから第一線を走り続ける倖田來未さんの「ヒットを生み出し続ける理由」に迫りました。

倖田來未がヒットを生み出し続ける理由

倖田來未さん公式インスタグラムより

倖田來未のCD総売上枚数は?

数々のヒット曲を生み出してきた倖田來未さんのCDの売り上げ総枚数はなんと、1900万枚以上。

数々のミリオンセラーも数々生み出し、多くの女性たちに影響を与えてきました。

デビュー当時はなかなか売れず、CDが売れない時代も経験しながらも、一歩ずつ作品を積み上げてきたといいます。

パッケージに残すというプライド

デビュー当時から変わらず、CDをリリースし続けている倖田來未さん。

ストリーミング配信が主流になる時代になっても、「形に残したいからCDを出し続けたい」と語っています。

20周年の間に60枚以上のシングルをリリースしてきた倖田來未さんですが、毎回「前作よりもいい曲ができた」と感じるそうです。

オリジナルアルバムへのこだわり

オリジナルアルバムに収録する曲を考える際は、ライブ構成なども意識するという倖田來未さん。

新曲1曲1曲に対する思い入れも強く、シングルカットしたいと本人が思う曲もたくさんあるといいます。

倖田來未さんのオリジナルアルバムに収録されているダンスナンバーなどは、ライブでも映えるカッコいい曲が多いですよね。

倖田來未の楽曲制作のプロセス

倖田來未さん公式インスタグラムより

楽曲を制作する際には、1曲あたり5つくらい工程があると語る倖田來未さん。

歌詞を書いて、レコーディングをして、それをさらにミックス、マスタリングして、MV撮影をするという流れだそうです。

MV撮影をする際は、衣装合わせをしてから振付のリハーサルをして、撮影し、編集を行うという流れ。

配信シングルが主流となってきた今と比べて、昔はCDを出すまでがかなり大変だったといいます。

そういったプロセスを経て制作するからこそ、CDというパッケージにはより思い入れが強くなるのかもしれませんね。

今の方がかっこいい曲が多い?

現在は、CDが売れない時代と言われていて、昔の方が売上自体はあったかもしれないと語る倖田來未さん。

しかし、今の方がかっこいい曲が増えてきたとも感じるそうです。

常にアップデートすることを心がけているという倖田來未さんらしい言葉ですよね。

ファンクラブで聴きたい曲を調査

結婚・出産を経て活動復帰した後の2013年〜2015年は、倖田來未さんにとって「再出発の期間」だったそう。

復帰後初のツアーではファンクラブで調査した「みんなが聴きたい曲」をセットリストに入れたりと、試行錯誤を重ねたそうです。

今まではセットリストは自分で考えていたそうですが、待っているファンが聴きたい曲をリアルに知りたかったといいます。

倖田來未に求められるジャンルを調査

倖田來未さん公式インスタグラムより

2017年には「二面性」をコンセプトにしたオリジナルアルバム『W FACE』をリリースした倖田來未さん。

歌謡曲とJ-POPメインの「W FACE 〜inside〜」と、R&BとHipHopメインの「W FACE 〜ourside〜」をリリースしました。

それまでの倖田來未が作り上げた楽曲をもとに、対照的な2枚に仕上げたといいます。

両極端のジャンルを収録した理由とは?

二面性のあるアルバムを作ろうと思ったきっかけは、15年目のツアー『THE Artist』を開催したことだそう。

『THE Artist』のテーマは、「倖田來未はボーカリストでもあり、ダンサーでもあり、エンターテイナーでもある」というもの。

当時、スタッフの間では「倖田來未のイメージを(歌謡曲に絞るなど)一つにしたら?」との意見もあったそうです。

しかし、倖田來未さん自身は歌謡曲もダンスもどちらも好きだったそう。

そのため、ファンはどういう楽曲を求めているのか知るために、両極端のジャンルの楽曲を収録した2枚のアルバムを発売したそうです。

ダンスナンバー中心のアルバムが評価

その結果、予想に反してR&B、HipHopを中心に集めた「W FACE 〜ourside〜」の方が売上が良かったそうです。

倖田來未さんのライブでは、迫力のあるダンスナンバーのセクションはかなり盛り上がりますよね。

ファンの本当の意見を知りたいというスタンスを持ち続けていることも、倖田來未さんの曲が支持され続ける理由の1つかもしれません。

自分の感性に対する自信

「カラオケで歌えないダンス曲は売れない」というジンクスを新しい曲で打ち破ったことが嬉しかったという倖田來未さん。

自分自身がいいと思った曲をファンもいいと思ってくれたことで「間違ってない」と再確認でき、自信になったそう。

これからも、自分が素直に好きで、いいと思う曲を出していこうと感じたといいます。

「昔の曲には私も勝てない」

倖田來未さん公式インスタグラムより

デビューしてから今に至るまでで「好きなものは好き」「嫌いなものは嫌い」という思いがさらに強くなってきたという倖田來未さん。

昔の方が良かったと言われることはあったけれど、「昔の曲には私も勝てない」と語っています。

それはクオリティの問題ではなく、昔の曲の方が聴き手にとっても思い出がつまっているから。

だからこそ、新たに曲をリリースする際はいつも「今回が、一番や」という気持ちで作っているといいます。

「倖田來未は忙しい」

自分で言うのもなんですが「倖田來未は忙しい」と語る倖田來未さん。

楽曲のリリースやコンサートをするペースが、20代の頃から全く変わっていないそうです。

求められることに感謝はしつつも、「私の年齢を忘れてない?」とスタッフさんに対して思うこともあるそうです。

「挑戦し続けること」の意味

倖田來未さんが何より大切にしているのが「挑戦し続けること」だそう。

挑戦を忘れた時はきっと、倖田來未がステージを下りる時だとも語っています。

歩むスピードを落としてもいいのかなと思う瞬間もあるそうですが、それができないことも知っているという倖田來未さん。

挑戦したいことや、やりたいことが次々に溢れてくるのだそうです。

休日に家で子供とテレビを見ている時も、音楽が流れてくるたびに「ここで使ってもらえる曲を作りたいな」と考えたり。

頭の中で「じゃあ、どうすればいいのか」を考え始めてしまったりと、もはや私の”性”かもしれない、と語っています。

現在は、「もっと歌にフィーチャーしたステージを作りたい」という思いが増しているそう。

バンドをバックにバラードだけを歌うようなステージを作りたいそうです。

常に新たなアイディアを模索し、挑戦し続けているからこそ、倖田來未さんは多くの人の注目を集め続けるのかもしれません。

まとめ

今回は、倖田來未さんの楽曲の制作過程や、ヒットを生み出し続ける理由に迫りました。

もっと曲を聴きたいと思われるため、常に自分をアップデートしなければと考えているという倖田來未さん。

自分の曲をみんなに聴いてほしい、その曲でみんなを喜ばせたいという気持ちは何一つぶれていないといいます。

「倖田來未らしいエンターテインメントも作り続けていきたい」と語っている彼女の、今後の活躍にも注目が集まります。

倖田來未のプロフィール

倖田來未さん公式インスタグラムより
名前:倖田來未(こうだくみ)
愛称:くぅちゃん
生年月日:1982年11月13日
出身地:京都府
年齢:41歳
身長:154cm
活動期間:2000年-
職業:歌手
事務所:エイベックス・マネジメント

2000年にシングル『TAKE BACK』でエイベックスからデビューし、2006年に『Butterfly』で日本レコード大賞を受賞。

圧倒的なライブパフォーマンスと愛らしいキャラクターで、現在も多くのファンを魅了し続けている。

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