倖田來未の全盛期がすごい!CDの売上枚数や受賞歴、ブレイク当時の葛藤についても

記事下

2020年にデビュー20周年を迎え、現在も多くのファンに愛されるアーティスト・倖田來未さん。

今回は、倖田來未さんの全盛期の1つともいえる2006年~2007年のエピソードについてまとめました。

倖田來未の全盛期のエピソードまとめ

倖田來未さん公式インスタグラムより

2006年は「いろいろな夢を叶えた年」

倖田來未さんの全盛期の1つともいえる2006年は、倖田さんにとっても「嬉しいことが盛りだくさん」の1年だったそう。

「エロかっこいい」ブームを巻き起こし、ベストアルバムのミリオン達成に、数々の賞を受賞など。

そのほかにも、女優として演技に挑戦したり、写真集や初の著書の発売、ファンクラブ「倖田組」の発足も行いました。

倖田來未というアーティストが多くの人たちに認知され、数々の夢を叶えた飛躍の年だったのですね。

ハードな毎日も「スタースケジュールじゃない!」と喜び、あれがやりたいこれがやりたいと仕事もどんどん増えたそうです。

オフの日は「スターの自覚ゼロ」?

画像引用元:https://ameblo.jp/maxmatsuura/entry-10028026908.html

一方、オフの日は「スターの自覚ゼロ」だったという倖田來未さん。

普通に街を歩いて友達と買い物に行ったり、ご飯を食べたり映画を見たりしていたそうです。

派手な服で登場したりもして友達に「いい加減にサングラスかけてよ!」なんて言われることもあったそう。

それは今も変わらないそうですが、自然体で気取らない感じも素敵ですよね。

当時はブレイクして嬉しい一方で、「倖田來未、すごいなあ」と他人事のように感心している自分もいたそう。

実感がないからこそ、「プライベートも全開」だったといいます。

セクシーである自覚はなし?

新聞で「エロかっこいい」と言ってもらえたことがきっかけで、セクシーと言われるようになったという倖田來未さん。

しかしご本人は「私って、セクシーかな?ありがとう」と語るほど、あまり自覚はないそうです。

セクシーでいようと意識もあまりしていないそう。

セクシーでいるために欠かさないものについて聞かれるとすれば、「愛」だと語っています。

女性も憧れるセクシーさを持ちながらも自然体なところも、倖田來未さんの魅力なのかもしれません。

ゴールドディスク大賞を受賞

画像引用元:https://ameblo.jp/maxmatsuura/entry-10028026908.html

倖田來未さんにとって2006年で特に嬉しかった出来事の1つが、日本ゴールドディスク大賞の受賞だったそう。

その年で1番CDを売った人がもらえる賞であったこともあり、歌手として本当に歓喜したと振り返ります。

デビュー当時から「一番になりたい」という思いを抱いていたという倖田さんですから、なおさら嬉しかったことでしょうね。

ファッション面でも注目を集める

画像引用元:http://kakkoiiyo.seesaa.net/article/27986072.html

過去に16もの賞を受賞している倖田來未さん。全盛期には、ベストジーニストやネイルクイーンといった賞も受賞しました。

「指先までがファッション」と公言していた倖田來未さんは、3年連続でネイルクイーンに選ばれ、2008年に殿堂入り。

2006年〜2009年には4年連続でベストジーニストを受賞し、ファッションアイコンとしても注目を集めました。

ベストジーニストやネイルクイーンの受賞は、歌で評価されるのとはまた違った嬉しさがあったそうです。

映画やCMにも多数出演

「キューティーハニー」の主題歌を担当したことでも知られている倖田來未さんですが、実は女優としても活躍していました。

映画『キューティーハニー』では、挿入歌、主題歌の提供にとどまらず、役者としても出演。

その他にも、映画「ブスの瞳に恋してる」や「西遊記」など、過去に3回映画に出演。テレビドラマにも3回出演しています。

本人役で出演オファーを受けた際には、明るい関西弁とキャラクターで存在感を放ちました。

倖田來未さんはとにかく個性的で強いオーラのある方ですし、ご本人役がぴったりという感じもしますよね!

また、コカコーラやウィダープロテインバーをはじめ、CM契約はなんと12本にものぼりました。

当時「ダイエットコーラが好きだからCMに出たい」とスタッフさんたちと話していたところ、実現してしまったそうです。

12週連続シングルリリース

倖田來未さんの活動の中で話題になったものの1つが、「12週連続シングルリリース」。

2005年12月7日から2006年2月22日にかけて幅広いジャンルのシングルを発売し、すべてのシングルでトップ10入りの快挙を成し遂げました。

画像引用元:https://plaza.rakuten.co.jp/renesis13b/diary/200602260000/

シングル12枚すべてのジャケットの背帯をつなげると一枚の絵になるという、斬新なアイディアも話題に。

このアイディアは、ドラゴンボールのコミックの背表紙からインスピレーションを受けたそうです。

遊び心があって斬新なアイディアですよね!ファンなら思わず集めたくなってしまいそうです。

「飽きさせない」工夫

12週連続シングルリリースが決まった際は、周りの人たちに「飽きられる」と言われたという倖田來未さん。

しかし、倖田さんはそれが悔しくて「飽きさせないのが私たちだから、黙ってみててほしい」という気持ちだったそう。

「有言実行するしかない」という思いで楽曲制作に取り組んだという倖田來未さん。

「倖田來未」と「くぅちゃん」の2面性のあるキャラクターを出すなど、バラエティに富んだ楽曲を集めたそうです。

MVの仕上がりも含め「飽きない12週間になった」と語る倖田來未さん。

当時はランキングに毎週自分の曲が入っているのを見て、とても誇らしく思っていたといいます。

周りからの声に惑わされず自分のスタイルを貫き、結果を出してしまう倖田來未さんのプロフェッショナルさは流石すぎますよね。

ベストアルバムでミリオンを達成

画像引用元:https://rhythmzone.net/koda/discography/detail.php?id=1007397

2006年には、「12週連続シングルリリース」で発売した楽曲を収録した2枚目のベストアルバム『BEST〜second session』も発売。

セールスは見事ミリオンを達成し、倖田來未のアーティストとしての地位を確立していきました。

2005年に発売したベストアルバムに引き続き、2年連続でミリオン超えのヒットをしたことから、倖田來未さんの人気ぶりが伺えますね。

ベスト発売に「ぼったくり!?」

12週連続シングルリリース後にベストアルバムを発売することについては、スタッフから早い段階で聞かされていたという倖田來未さん。

しかし、当時はそれを完全に忘れていて、2年連続でベストアルバムをリリースすることに「ぼったくり!?」と言っていたほどだそう。

しかし、12週連続シングルリリースの完結部分をしっかり作りたいという気持ちもあったという倖田來未さん。

12枚のシングルの帯のデザインアイディアも、ベストアルバムとの差別化を図るためのものでもあったそうです。

きちんと差別化を図れていたこともあり、『BEST ~second session~』の発売は正解だったと感じたといいます。

倖田來未の可能性を見せた1枚

1枚目のベストアルバム『BEST~first things~』では、まだ倖田來未が手探りだった時期の楽曲も収録されていたそう。

しかし、2枚目のベストアルバム『BEST ~second session~』は、倖田來未の可能性を見せた1枚だったそうです。

ボーナストラックには、ピーボ・ブライソンとコラボレートした『A Whole New World』が収録されていたり。

大変な部分もありながらも、倖田來未としての世界が広がったアルバムになったのではないかと振り返ります。

また、倖田來未というアーティスト像が明確になってきたからこそ、あらゆる楽曲を歌いこなせることをアピールしたかったと語る倖田來未さん。

普段はシングルカットされないような楽曲も採用され、全曲MVも作れるなど「倖田來未を思いっきり見せられる」と感じたそうです。

ベストアルバム自体は3ヶ月で完成させたものの、プロジェクトとしては約1年かけて動いてきたそう。

『BEST ~second session~』の収録楽曲やMVを見ていると歌詞やMV、衣装などもとても完成度が高いことが伺えます。

「ブームで終わらせたくない」

セクシーな衣装とパフォーマンスで、多くの女性たちの憧れとなり「エロカッコいい」ブームを巻き起こした倖田來未さん。

多くの人たちに楽曲を聴いてもらえる機会を得ると同時に「ブームで終わらせたくない」という気持ちも芽生えたそうです。

ブームという形で売れたからこそ、飽きられてしまうことが一番怖かったといいます。

「エロかっこいい」というイメージが先行して、楽曲自体を本当に支持してもらえているのか不安になったこともあったそう。

そこで、「これからの歴史を倖田來未が開いていきたい」「時代を作らなければ」と決意したそうです。

時にはバッシングを受けながらも、圧倒的な個性を発揮しブレイクを果たした倖田來未さん。

長い下積みを経験したこともある倖田さんですし、一時的なブームで終わりたくないという気持ちは人一倍強かったのかもしれません。

「倖田來未」でいるプレッシャー

倖田來未さんの思う「倖田來未」像はポジティブで、女性から見てもカッコいい女性。

倖田さんにとっても自分ができないことを成し遂げてくれるような理想的な女性で、周りからの期待も感じていたそうです。

そんな自分にプレッシャーもかけていたという倖田來未さん。

お仕事に行く時は服装やメイクも倖田來未っぽくしてスイッチを入れていたといいます。

テレビなどでは明るく社交的にふるまいながらも、プライベートではマイナス思考な部分も消えなかったそうです。

周りは「心配することない」と言ってくれていたものの、ふいに家で「どうしよう」と口にすることもあったそうです。

「人の心を動かす歌が歌いたい」

「エロかっこいい」だけでなく、人の心を動かす歌が歌いたいと感じたという倖田來未さん。

エンターテイナーとしての倖田來未を届けたい、アーティストとしての実力で勝負したい、と強く感じたそうです。

2007年は成長を実感した1年

そんな思いで活動していたこともあり、2007年は倖田來未さんにとって新たな挑戦や成長ができた1年になったそう。

オーケストラをバックにした「PREMIUM LIMITED LIVE IN HALL」や、ロックフェス「サマーソニック07」にも出演。

自身のツアーでも危険な演出にこだわり、「ある意味一番大好きなツアー」にもなったそうです。

迷い、悩むからこそ人は成長できると実感し、後に「愛のうた」などの名曲を生み出すことにも繋がったといいます。

まとめ

今回は、倖田來未さんの全盛期の1つである2006年~2007年のエピソードについてまとめました。

ブレイクを果たした背景には、ブームが終わる不安や倖田來未であり続けるプレッシャーなども抱えていたのですね。

そんな葛藤を乗り越え、デビュー20周年も迎えることとなった倖田來未さん。今後の彼女の活躍からも目が離せません!

倖田來未のプロフィール

倖田來未さん公式インスタグラムより
名前:倖田來未(こうだくみ)
愛称:くぅちゃん
生年月日:1982年11月13日
出身地:京都府
年齢:41歳
身長:154cm
活動期間:2000年-
職業:歌手
事務所:エイベックス・マネジメント

2000年にシングル『TAKE BACK』でエイベックスからデビューし、2006年に『Butterfly』で日本レコード大賞を受賞。

圧倒的なライブパフォーマンスと愛らしいキャラクターで、現在も多くのファンを魅了し続けている。

こちらの記事もチェック☆

created by Rinker
¥7,256 (2024/12/03 13:28:52時点 楽天市場調べ-詳細)

関連コンテンツ