突発性難聴とは、耳が突然聞こえなくなるという難病です。2000年、浜崎あゆみさんは左耳の突発性難聴を告白しました。
現在、浜崎あゆみさんの左耳は回復しているのでしょうか。浜崎あゆみさんの病気や怪我についても調べてみました。
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突発性難聴を患った浜崎あゆみさん
2000年 左耳の突発性難聴を告白
2000年、浜崎あゆみさんは、自身の左耳が突発性難聴になってしまったことを公式ファンクラブの日記にて報告しました。
内耳性突発性難聴は原因不明の急性感音難聴で、急に音が聞こえなくなるという病気です。
しかし、彼女は同時にボーカリストであり続けたいという思いをファンに告白しました。
浜崎あゆみさんは、左耳の聴覚が弱っている中、ツアーを強行。
そのため、後に後遺症を負ったことを公表しています。
2007年末 左耳の聴力を完全に失う
2007年末には、浜崎あゆみさんの左耳は完全に聞こえなくなってしまいました。
浜崎さんは医師からも「治療を行っても治らない」「治療のすべがない」と言われてしまったそうです。
表には出さなかったものの、当時の浜崎あゆみさんは大きな絶望と戦っていたのかもしれません。
2017年 右耳の聴力が著しく低下
さらに2017年、彼女はその年の全国ツアーの始まる直前の5月19日に、公式ファンクラブの完飲限定の日記にて衝撃的な告白をします。
なんと、浜崎さんの右耳の聴力が激しく衰退しているというのです。
2000年に左耳に突発性難聴を患い、2008年に完全に聴力を失った左耳をかばっていたため、右耳の聴力が著しく衰退してしまったというのです。
つまり、現在の浜崎あゆみさんは、左耳が聞こえず、右耳も聞こえづらい状況にあるのです。
突発性難聴について
突発性難聴とは?
突発性難聴とは、片耳が突然聞こえにくくなる症状のことをいいます。耳が詰まった感じがしたり、耳鳴りやめまいなどにさいなまれます。
その症状の後で耳が聞こえにくくなった場合、突発性難聴である可能性があるようです。
40~50代に多いと言われていますが、最近ではヘッドホンやイヤホンを使用する人が増え、若者の間でも増えているといいます。
ミュージシャンに多い
ミュージシャンはその仕事柄、耳に負担がかかることもあり、突発性難聴を患ってしまうことが珍しくないようです。
大友康平さんやスガシカオさん、エレファントカシマシの宮本浩次さん、サカナクションの山口一郎さんなどが突発性難聴にかかったことを明かしています。
氷室京介さんは2016年、難聴によりライブ活動を引退しました。2017年、Kinki Kidsの堂本剛さんも、突発性難聴を発症しました。
元Winkの相田翔子さんは2014年、補聴器広報大使として参加したイベントにて突発性難聴について語っています。彼女は26歳の時に、ストレスで突発性難聴を発症したようなのです。
ある時、平衡感覚がおかしくなってしまい、歌ったり踊ったりするのがとても辛くなって。おかしいなと思っていたら、耳の中でゴーと大音量が鳴るようになり『もう限界』となって、2週間入院治療しました。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/52289
突発性難聴の原因は?
突発性難聴は原因が明らかになっていません。病院で検査をしても「異常なし」と言われることもあるようです。血液の巡りが悪くなっていること、ウイルス感染などが原因だという説もあります。
また、突発性難聴を発症する人の多くはストレスを抱えていたり、不規則な生活による寝不足や疲れを抱えていることが多いようです。「規則正しい生活を送っている人には絶対に起こらない病気」とも言われているとか。
2000年代の浜崎あゆみさんは数々のメディアに出演し、見ない日がないほどに活動を行っていました。
当時の睡眠時間は平均2,3時間ほどで、玄関で寝てしまっていたところ、お母さんが布団をかけてくれたというエピソードも。
さらに、浜崎あゆみさんは2008年に過労が原因の貧血で高所から落下し、右手に全治3週間の重傷を負ってしまいました。
超多忙なスケジュールを何年も続けたことで、浜崎あゆみさんは心身ともにボロボロになっていたのかもしれません。
突発性難聴の症状
突発性難聴の症状は、まず耳が詰まった感じや耳鳴り、めまいなどが起きます。
そのあとに耳の聞こえが悪くなると、突発性難聴である可能性があるそうです。
突発性難聴は、いかに早く治療を始めるかが大切だとのこと。
上記のような症状が起こった後、48時間以内、遅くても2週間以内にはに耳鼻科で診療を受けることが重要だそうです。
治療が遅れてしまうと、治療をしても耳鳴りやめまい、難聴などの後遺症が残る可能性があるそうです。
浜崎あゆみさんに後遺症はある?
浜崎あゆみさんは耳が聞こえなくなってしまったということですから、かなり重症であった可能性があります。
現在、彼女に後遺症が残っている可能性もあるでしょう。
浜崎あゆみさんが三半規管異常に
突発性難聴の他にも、浜崎あゆみさんは耳に大きなダメージを受けていたことがわかります。それは、三半規管異常というものです。
耳が聞こえなくなってしまっただけではなく、耳の負担が大きかったことから三半規管が壊れ、平衡感覚が狂ってしまったのです。
三半規管が壊れてしまうと、上下左右がわからなくなり、歩行困難になることもあるのです。
浜崎あゆみさんは、平衡感覚がないことから吐き気を催し、トイレで吐いてしまったこともあるようです。
これらの症状から医療機関で診断を受けたところ、右耳の聴力が衰退していることがわかったようなのです。
2017年 膝の手術とリハビリを行う
浜崎あゆみさんは、2017年の5月19日に、自身のインスタグラムにて、以下のように告白しています。
「昨年末から膝が言う事を聞いてくれなくなり大好きだったウエイトやランニングが厳しくなってしまったので、今年からピラティスを真剣に学んでいます」
彼女は、6年間騙し騙しステージに立ってきたものの、膝が限界に達し、手術を行ったとのこと。その頃、左耳の難聴が悪化し、三半規管も壊れ、歩行困難になりました。
「ぐるぐるまわる世界にいる感覚」になり吐き気を催し、トイレで何度も隠れて吐いていたといいます。
2017年 不調の中、『ミュージックステーション』に出演
2017年に『ミュージックステーション』に出演した際には、苦しそうな声で歌う浜崎さんに対し、ネット上で「太った」「歌が下手になった」などの辛辣なコメントが寄せられました。
しかし、浜崎さんはアーティスト生命に関わる「突発性難聴」という症状を抱えているのに加え、体にもダメージを負っている状態でした。
そのため、体型や歌声の変化は、以前のようなトレーニングができなくなったり、耳の不調が原因であったことも考えられます。
浜崎あゆみさんのその他の怪我、病気について
浜崎あゆみさんは、その他にもさまざまな怪我や病気に苦しんできました。
2008年には、過労による貧血で高所から転落し、右手を負傷し緊急手術を行いました。
2011年には、アメリカで急性咽頭炎を発症。出演予定だった『ミュージックステーション』への出演をキャンセルしました。
2014年にはライブ中、全身に炎症が出てしまい、2015年にはツアー中に肺炎に見舞われました。
2016年には、ツアー中に急性気管支炎と急性咽頭喉炎が発覚し、公演は中止となりました。
彼女の体は悲鳴をあげていたのです。
まとめ
アーティスト生命に関わる左耳の「突発性難聴」や右耳の不調、ほかにもさまざまな病気や怪我などの体のダメージを負いながらも、活動を続けている浜崎あゆみさん。
そんな彼女に対するエールも数多く上がっています。
片耳の難聴もっててこの歌唱力すごい。
— ちゃみこ (@welovesho1) December 4, 2024
さすが浜崎あゆみ様。
#FNS歌謡祭
浜崎あゆみさんがトレンドになってる
— 破裏拳ジョー(雑多アカウント) (@xiR6q2AqumjtTjm) December 4, 2024
いろいろ言う人もいるけど、90年代の後半から2000年代の彼女は間違いなく歌姫だった
突発性難聴になってしまったのもその活躍あっての弊害なんだよな
歌手の浜崎あゆみさんも突発性難聴になったと記憶していて、今も活躍されているし治ったのかと思っていたら…
— 明後日のジョー (@UZYZ4PoQuofAgli) November 1, 2024
医師のすすめを断りツアーを優先した結果、左耳は機能しておらず治療不能という状態らしい😫
ネットの情報は様々だけど一刻も速くしっかりした病院で診察を受けてください🙏 pic.twitter.com/YYsTpLyWph
浜崎あゆみさんは、体が悲鳴をあげる中、ファンの期待に応えるために病気や世間の批判に立ち向かっていたとも考えられます。
浜崎あゆみさんは、本人も人に相談することが苦手だと言っていますから、一人で抱え込んで無理をしないで欲しいものです。
ファンの方達にとって、浜崎あゆみさんの歌が聞けることは嬉しいことでしょう。
しかし、無理をせずしっかりと休養をとって、再びステージに戻ってきてくれることをファンは望んでいるかもしれません。
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