令和元日にエイベックスからメジャーデビューした、安斉かれんさん。
世界的ブームになりつつあった「リバイバルサウンド」をいち早く取り入れ、次世代アーティストの1人として注目を集めました。
今回は、安斉かれんさんの音楽ルーツや演奏楽器、よく聴く音楽などについてまとめました。
「90年代リバイバル」のサウンドが話題に
令和元日の5月1日に、「世界のすべて敵に感じて孤独さえ愛していた」でデビューした安斉かれんさん。
90年代の小室ファミリーや、浜崎あゆみさんの楽曲を彷彿とさせるサウンドが話題となりました。
そんな彼女の音楽のルーツを辿ると、そこには90年代J-POPやavexサウンドとは異なる背景が見えました。
安斉かれんの音楽ルーツは?
ロック好きなお父さんの影響
安斉かれんさんの音楽ルーツを語る上で欠かせないのが、彼女のお父さんの影響です。
かれんさんのお父さんはロックが大好きで、趣味でギターを弾いたりしていたそう。
もともとお父さんっ子だったというかれんさんは、そんなお父さんの影響もあり、幼い頃から音楽が大好きだったといいます。
「今でもよく聴く」
リビングや車の中ではいつもお父さんの好きなロックが流れていたそうで、「あの頃好きだった音楽は今でもよく聴く」といいます。
小さい頃によく聴いていた音楽は、大人になってもよく覚えているものですよね。いろんな思い出が蘇ったり、懐かしい気持ちになったりします。
ロックが大好きな女の子に
当時のかれんさんの耳に自然と入ってきた音楽というのが、ローリングストーンズやハノイロックス。
その影響もあり、学生になる頃にはすっかりロックが大好きな女の子になっていたそうです。
アンディマッコイが携わっているグリース・ヘルメットのアルバム「Grease Helmet」を買いに行ったこともあるそう。
めちゃくちゃコアですよね!当時は邦楽はほとんど聴かず、周りの友達と音楽の話ができないほどだったそうです。
音楽が好きすぎて放送委員に?
そのため、自ら放送委員になり、自分の好きな曲をガンガン流したりもしていたそう。かなりの音楽好きであることが伝わってきますね。
音はかっこいいのに、歌詞が面白いところが好きで「THE LIGH LOWS」の「なまけ大臣」などを流したりもしていたそうです。
ローリングストーンズのライブへ
安斉かれんさんの音楽人生の転機となったのが、安斉さんが中学生の時にお父さんに連れて行ってもらったというライブ。
ローリング・ストーンズのライブに連れて行ってもらい、バンドの演奏に衝撃を受けたといいます。
特に安斉かれんさんが憧れたのは、サックス奏者のボビーキーズ。彼の演奏に憧れ、自分もサックスをやりたいと思ったそうです。
中学時代は吹奏楽部
そして、安斉かれんさんは中学では吹奏楽部に入部。アルトサックスを担当し、コンテストで優勝したこともあったそうです。
当時は部活のために学校行っていた感覚で、朝5時50分に家を出て朝練にも一番乗りで参加するほど打ち込んでいたそうです。
かれんさんの音楽に対する想いの強さが伝わってきますし、興味のあることに一直線であることもうかがえますね。
MVでソプラノサックスを演奏
そんな安斉かれんさんは2020年発売の楽曲「僕らは強くなれる。」のMVで、ソプラノサックスを演奏しています。
楽曲を聴いた際、「ブラスバンドを入れたらどうなるんだろう」と思いつき、京都橘高校の吹奏楽部の方たちとコラボ。
楽曲の歌詞はかれんさんが高1〜高2年生の時に、部活に打ち込んだ中学時代を思い出して書いたそうです。
クラシックにもハマり始める
ストーンズのライブでサックスの演奏を見たことがきっかけで、サックスに興味を持った安斉かれんさん。
しかし、ストーンズのライブで披露されていたロックやR&Bのサックスと、吹奏楽部で演奏するクラシックは異なるはず。
当時はジャンルの線引きがわからなかったというかれんさんは、とにかくサックスかドラムをやりたいと希望を出したそうです。
安斉かれんさんはエレクトーンを習っていたこともあり指が動くため、サックスをすすめられたそう。
そこから安斉かれんさんは、大勢で演奏するクラシックにもハマっていったそうです。
デビュー前の夢は?
エレクトーンの他にも、お囃子をやっていたこともあるという安斉かれんさん。
音楽にずっと関わっていきたいという思いがあり、デビュー前は楽器のインストラクターや裏方のお仕事にも興味があったそうです。
有名になりたいという気持ちよりも、純粋に音楽が好きという真っ直ぐな気持ちが感じられますね。
今後やってみたい楽器は?
音楽が好きで、楽器にも積極的に取り組んできた安斉かれんさんですが、自粛中はピアノをよく弾いていたそう。
今後はウクレレやドラムなどの楽器もやってみたいそうです。
また現在は、パソコンを使ったDTMもやっているそう。作曲にも取り組んでいるんですね。
かれんさんはピアノを弾きながら歌うこともできるそうで、今後の音楽活動にも注目が集まります。
高校1年生で歌を習い始める
そんな安斉かれんさんが高校1年生になる時、またもや転機が訪れました。「喉も楽器の1つ」と思い、歌を習い始めたのです。
興味が湧いたらなんでもすぐにやってみる性格だという安斉かれんさん。
原宿にある「avex artist academy(エイベックス・アーティスト・アカデミー)という音楽学校に通い始めました。
それが楽しくなって本格的に歌手を目指すようになり、レッスンを重ねていったといいます。
デビューのきっかけは?
当時は、デビューしたいという気持ちだけでなく、純粋に音楽が好きという気持ちでレッスンを受けていたというかれんさん。
レッスンを受けていく中でいろいろなご縁があり、デビューにつながったといいます。
華があるかれんさんですから、レッスンを受けている時からキラリと光るオーラがあったのでしょうね。
安斉かれんさんは「人生に起きることは全て意味があって、その先に縁がつながるものなんだな。」と感じたそうです。
デビュー後は、なかなか実感がわかなかったという安斉かれんさん。周りの友達にも「歌をやってたの?」と驚かれたそうです。
しかし、とにかく「やるしかない!」と目の前のことに懸命に向き合ううちに、ようやく実感が湧いてきたといいます。
よく聴く音楽は?
学生時代はロックをよく聴いていた
ザ・ローリングストーンズのライブに行ったことをきっかけに、音楽に興味を持ったという安斉かれんさん。
学生時代はローリング・ストーンズをはじめ、洋楽のロックをよく聴いていたそうです。
車の中でもよく聴いていたと言いますから、ロックはかれんさんにとって馴染みのあるジャンルなのでしょうね。
洋楽のR&B、ヒップホップが好き
また、安斉かれんさんはもともと洋楽が好きで、特にR&Bやヒップホップを好んで聴いてきたそうです。
特に好きなアーティストはアリシアキーズやアデル、アリアナグランデ、マシンガンケリー、NFなどだそう。
声の調子が良い時はカラオケでホイットニーヒューストンを歌うこともあるそうです。
J-POPを聴いたのは高校生から
安斉かれんさんがJ-POPを聴き始めたのは、高校1年生の時から。ちょうどavexで音楽を習い始めた時くらいからですね。
歌を歌い始めたことでJ-POPを聴くようになり、逆にJ-POPを「新しい」と感じたそう。音楽の幅が広がったといいます。
コロナの自粛期間中は、松田聖子さんの曲も聴いたりしていたそうです。
安斉かれんさんは洋楽邦楽問わず、色々なジャンルの音楽を聴いていることがわかりますね。
日本のアーティストでは大原櫻子さんも大好きだというかれんさん。
大原櫻子さんが出演している映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』を見て「超かわいい!」とファンになったそうです。
それからは友達とカラオケに行くたびに大原さんの歌を歌い、彼女に憧れてボブヘアーにしたこともあったといいます。
日本のラッパーも好き
安斉かれんさんは、日本のラッパーも大好きでよく聴くそう。AwichやKOHH、BLOOM VASEなどが特に好きだそうです。
ヒップホップなどを聴くときはノレるかどうかが重要で、メロディーで好きになることが多いそう。
最近はチル系のヒップホップにもハマっていて、ダラーっと流していても耳障りがいいのがお気に入りだといいます。
直感で良いと思った曲を聴く
お父さんの影響でロックが好きになり、そこからジャズR&B、ヒップホップ、J-POPなどオールジャンル聴くようになったというかれんさん。
普段聴く音楽は、シチュエーションによって変わるそうです。
Apple Musicなどで関連アーティストのページへ飛び、ずっと流しておいて、直感で良いと思った曲をリストに入れたりもするそう。
聴く音楽のジャンルはバラバラで、すごく変わった曲なども聴いているといいます。
「ジャンルにとらわれたくない」
今後自分が音楽をやっていく上でも、「ジャンルにとらわれたくない」と語る安斉かれんさん。
流行っていないジャンルの音楽がいきなり流行ることもあるし、その時々に自分が好きだと思う音楽に向き合っていきたい、と語っています。
まとめ
今回は、安斉かれんさんの音楽ルーツやデビュー前の夢、最近よく聴く音楽などについてご紹介しました。
幅広いジャンルの音楽が好きなのに、とても深い。そう感じさせるのは、かれんさんの「音楽が好き」という気持ちの強さなのかもしれません。
今後、安斉かれんさんがどんな音楽を発信して行ってくれるのか、とても楽しみですよね。今後の彼女の活躍からも、目が離せません!
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安斉かれんのプロフィール
名前:安斉かれん(あんざいかれん)
生年月日:1999年8月15日
年齢:25歳
血液型:B型
身長:157cm
出身地:神奈川県藤沢市
職業:歌手、女優、モデル
活動期間:2019年-
事務所:エイベックス・マネジメント
令和元年に「世界のすべて敵に感じて孤独さえ愛していた」 でavexからデビュー。ABEMAのドラマ『M 愛すべき人がいて』出演でも話題に。
“ポスギャル=ポストミレニアルギャル”としてインスタなどのSNSでも注目を集めている。