2020年にデビュー20周年を迎え、現在も多くのファンに愛されるアーティスト・倖田來未さん。
圧倒的なパフォーマンスと歌唱力で人気を集める彼女の、音楽ルーツについて調べてみました。
倖田來未さんが憧れたアーティストや、彼女が目指すアーティスト像についてもご紹介します!
Contents
倖田來未さんの音楽ルーツについて
憧れはドリカム
歌が大好きなお母さんの影響で、小さい頃から音楽に触れることが多かったという倖田來未さん。
ヒットチャートの曲や歌謡曲などをCDをカセットテープに録音し、お母さんと車の中で聴いたりしていたそうです。
「歌で人を感動させたい」
そんな倖田來未さんが幼い頃に憧れたアーティストが、「DREAMS COME TRUE」。
ボーカルの吉田美和さんの歌に感動して涙を流すファンの人たちを見て、「歌声で人を感動させられる人になりたい」と思ったそうです。
倖田來未さんは自身で作詞をすることでも知られていますが、共感を呼ぶ歌詞と彼女の歌声は、多くの人に感動を与えてくれますよね。
“日舞”と剣舞”
また、ダンスパフォーマンスをしているときや、撮影をしているときなどに「動きが綺麗」と褒められることも多いという倖田來未さん。
そんな彼女は、3歳の頃から祖父母の影響で”日舞”や”剣舞”を習っていたそうです。
当時身につけたしなやかな身のこなしが、現在のステージングやダンスにも応用されているといいます。
倖田來未さんのライブの中でも高い評価を受けている「JAPONESQUE」ツアーでは、オープニングの際に着物の衣装で登場。
しなやかなパフォーマンスを披露した倖田來未さんですが、日本舞踊ならではの美しさを感じさせられますよね。
倖田來未さんのおじいさんは尺八の先生をされていて、お母さんは琴の先生をされていたそう。
京都出身の倖田來未さんは、幼い頃から日本の伝統的な芸術に触れていたのですね。
クラブサウンドがベース
倖田來未さんいわく、”倖田來未”というアーティストのルーツについて考えるとき、基盤にはクラブサウンドがあるそう。
デビュー当時の倖田來未さんの楽曲は特に、ダンス系のR&Bや、HipHopがベース。洋楽のようなかっこいいサウンドのものが多いですよね。
しかし、当時の日本のメジャーシーンでは受け入れられづらいジャンルで、ヒット曲はなかなか出なかったそうです。
長い下積み時代を経験
当時はテレビの露出はほとんどなく、クラブイベントを回る下積み時代を4〜5年ほど経験したという倖田來未さん。
「倖田來未が売れることで、アンダーグラウンドの人たちの架け橋にもなりたかった。」とも語っています。
日本を代表するアーティストの1人となった今でも、クラブで歌っていた時のことを思い出すことがあるそう。
これからも、当時のクラブシーンを忘れずかっこいい音楽を追求していきたいと語っています。
海外アーティストのMVを研究
デビューするまで、洋楽はほとんど聞いたことがなかったという倖田來未さんですが、デビュー後はさまざまな洋楽に触れるようになったそう。
最近よく聴く曲は、ALICIA KEYSだそう。仕事現場では自分の好きな曲を流すことも多いといいます。
また、倖田さんはクリスティーナ・アギレラやブリトニー・スピアーズ、ビヨンセなど海外アーティストのMVもたくさん見たそうです。
デビューするもなかなか目が出ない中、そのようにして自分なりのステージで映えるパフォーマンスを必死に研究していた倖田來未さん。
倖田來未さんのセクシーなパフォーマンスを見て、「こんなアーティスト、日本にはいない!」と思った方は多いのではないでしょうか。
日々の徹底的な努力によって、セクシーでタフな”エロかっこいい”アーティスト像が生まれたのですね!
カラオケの十八番は?
倖田來未さんのカラオケの十八番は、COCCOさんや山口百恵さん、中森明菜さんだそう。
倖田來未さんはカバーアルバムや歌番組などで、80年代の歌謡曲をカバーしていることも多いですよね。
よく聴く洋楽は?
人生で一番多く聞いた洋楽は「P!NKの曲」だそう。スティーブンタイラーと歌ってる「Misery」が特に好きだそうです。
「いつか男性ボーカルと歌ってみたい」とも語る倖田來未さん。アリシアキーズの「If I ain’t got you」もカバーしたいそうです。
シンプルなカラオケでボーカルが歌い上げる曲はメッセージが伝わりやすいため、そんな歌も歌っていきたいそうです。
最近は「ロックが好き」
ダンスナンバーやバラードなど、色々な系統の楽曲を歌っているイメージがある倖田來未さんですが、実はロックが好きだそう。
ロックやEDM系、Marshmelloなどをよく聴いていて、ロック系のバンドのライブを見にいくことも多いそうです。
以前はバラードの方が歌いやすいと感じていたそうですが、「バラードは奥が深くて難しい」と語る倖田來未さん。
最近は、バンドっぽい曲の方が歌いやすいと感じているそうです。
自身のお気に入りの曲は、2010年リリースの「Can We Go Back」や2012年リリースの「No Man’s Land」だそう。
バラードとロックでは歌詞の雰囲気もガラッと変わりそうですが、そんなギャップを感じさせてくれるのも倖田來未さんの魅力の1つなのかもしれません。
「ミラーボールのようなアーティスト」でありたい
幼い頃はヒットチャートや歌謡曲に触れ、デビューしてからはR&BやHipHopなどのクラブサウンドを追求してきた倖田來未さん。
そんな彼女は「ミラーボールのようなアーティスト」でありたいと語っています。
バラードやロック、時には演歌なども歌いこなし、ダンスナンバーなどのカッコイイパフォーマンスもできるアーティスト。
ジャンルにとらわれず、ミラーボールのようにいろいろな一面を持つアーティストでありたいそうです。
今後、倖田來未さんがどんな楽曲を披露してくれるのか?どんなパフォーマンスを見せてくれるのか?ますます注目が集まりますね!
倖田來未のプロフィール
名前:倖田來未(こうだくみ)
愛称:くぅちゃん
生年月日:1982年11月13日
出身地:京都府
年齢:41歳
身長:154cm
活動期間:2000年-
職業:歌手
事務所:エイベックス・マネジメント
2000年にシングル『TAKE BACK』でエイベックスからデビューし、2006年に『Butterfly』で日本レコード大賞を受賞。
圧倒的なライブパフォーマンスと愛らしいキャラクターで、現在も多くのファンを魅了し続けている。