倖田來未の歴代ライブが豪華すぎる!声帯の不調でボイトレ?ライブ演出へのこだわりとは?

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2020年にデビュー20周年を迎え、現在も多くのファンに愛されるアーティスト・倖田來未さん。

圧倒的な歌唱力とダンスパフォーマンスに定評のある倖田來未さんは、ライブでも高い評価を受けています。

今回は、そんな倖田來未さんの歴代ライブや、倖田來未さんが語るライブへのこだわりについてまとめました。

倖田來未の歴代ライブが豪華すぎる!

倖田來未さん公式インスタグラムより

2005年 テーマは「大人の遊園地」

2005年に開催された倖田來未さんのライブ「KODA KUMI LIVE TOUR 2005 ~first things~」のテーマは、「大人の遊園地」。

ライブでは「他のアーティストが出来ないこと」をやるべく、ストーリー性を意識したそうです。

本当は遊園地をまるまる一個ステージにしたかったそうですが、ステージの大きさの関係で当初の予定の4分の1の大きさで制作。

夜の遊園地でお人形さんたちが遊んでいるようなイメージを、イメージ通りに表現できたそうです。

ベストアルバムを引っ下げたツアーであったため、シングル曲に加え「倖田來未の世界観の強い曲」も盛り込んだそう。

ライブに来ている時間は他のことは忘れて楽しんでほしい、そんな思いが込められたライブだったそうです。

ライブなのに、まるでテーマパークに来ているかのような、コンセプトを聞くだけでワクワクするテーマですよね。

ファンを楽しませるサプライズも

ツアーでは、開演前にピンク色のうさぎの着ぐるみに入って会場を歩き回るというアイディアを倖田さん自身が発案。

スタッフを説得するのは大変だったそうですが、結果、ファンの間でも盛り上がる演出になったそうです。

「エンターテインメントってそういうもの」だと語る倖田來未さん。人を楽しませることが本当に好きな方なんですね。

ライブの最後に次回作のヒントを

1つ前のライブ「secret ~FIRST CLASS LIMITED LIVE~」では、DVDの最後にうさぎの絵を表現していたという倖田來未さん。

それが次のツアーのヒントになり、うさぎの着ぐるみの演出にも繋がったそう。遊び心が満載ですよね。

また、「KODA KUMI LIVE TOUR 2005 ~first things~」の終盤では、着物姿で月に行くイリュージョンを演出。

ライブの最後に次のライブのヒントを表現するというのは、ファンの目線から見てとても楽しめる演出ですよね。

2010年 デビュー10周年記念ライブ

倖田來未さんにとって最も思い出に残っているというライブが、『KODA KUMI LIVE TOUR 2010 〜UNIVERSE〜』。

倖田來未さんのデビュー10周年である2010年に東京ドームで行われ、「いちばん豪華だったかもしれない」と語ります。

ライブではセットがガンダムのように動く演出を行ったりと、アミューズメントっぽさを意識したそう。

オープニングから、鳥肌が立つような迫力のあるパフォーマンスが印象的ですよね。

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2015年「声帯が悲鳴をあげ始めた年」

2015年は「声帯が悲鳴をあげ始めた年」だったと語る倖田來未さん。

15年間我流で歌ってきて、どんどん声が出なくなってきたといいます。

2015年に開催された『KODA KUMI 15th Anniversary LIVE The Artist』では、1曲目で声を枯らしたそう。

自分は歌が上手いと思っていたのに、テレビやライブの映像を見ても、声が出ていない自分に悩んだそうです。

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ボイトレを開始

倖田來未さん公式インスタグラムより

『KODA KUMI 15th Anniversary LIVE The Artist』では、ボーカリスト、ダンサー、エンターテイナーの3つの軸を意識したという倖田さん。

15年も歌ってこれたことへの感謝とともに、もっと倖田來未という魂を残したいと感じたそうです。

そんな中、ボーカリストとして納得いかない辛い思いを抱えた倖田さんは、ボイトレを開始したそうです。

本番中に涙したことも

ただ、ボイトレを始めてから間もないこの頃は、本番中に歌っていてもモヤモヤしてしまうことも多かったそう。

ライブで歌っても自分が求めているハードルに到達できず、ファンへの申し訳なさで悔し泣きをしたこともあったそうです。

同じお金を払ってきてくれてるのに、クオリティに差が出てしまうことが許せなかったといいます。

歌に情熱を注いできた倖田來未さんの、プロ意識が垣間見えるエピソードですよね。

ボイトレの先生の言葉とは

時には世間から「下手になった」とも言われ傷ついたこともあったそうですが、先生に「今だけだから」と言われ前向きになれたそう。

自分が目指す100点に届くまでに5年かかったそうですが、成長を感じながら楽しんでトレーニングできたそうです。

現在の倖田來未さんの声帯にはしこりがあるそうですが、現在はそれを使って歌っているそう。

しこりをとれば歌いやすいかもしれないけど、自分の声が好きだからこそ、しこりと付き合える声帯を作っていくことにしたそうです。

「これは個性なんや」と思い、今もボイトレを続けているそうです。

倖田さんは当時、うまく歌えないことをマネージャーさんにも相談していたそう。

マネージャーさん側も歌の経験がないため理解してあげられないもどかしさを感じていたそうです。

ファンの前では明るく振る舞いながらも、影では悩みと向き合い、努力を重ねられていたんですね。

2016年 47都道府県ツアーに初挑戦

2016年には、9ヶ月におよぶ初の「47都道府県ツアー」を行った倖田來未さん。話をもらった際は即決だったそうです。

地域によってはステージのセットが入らない小さな会場もあったり、大道具さんが組んでバラしてを公演ごとに繰り返したりもしたそう。

スタッフさんもダンサーさんも、ハードなツアーにクタクタになっていたといいます。

「ファンファースト」のツアーに

「いつもファンファーストでいたい」という倖田さん。2016年のツアーでは改めてファンのことをたくさん考えたそうです。

「楽しんでくれてるかな?」という不安から、自分が歌いたい曲よりファンが求める演出を追求したり。

声の不調もあり47都道府県を回るのは大変だったそうですが、お客さんが笑っている姿を見たら全く気にならなかったそうです。

ツアー中は、それぞれの地域で早朝に有名スポットに行った動画を撮り、ファンに向けて公開したりもしたそう。

ファンの方からしても、倖田來未さんが自分の地元に来てくれて楽しんでくれている様子を見たら嬉しくなりますよね。

しかし、倖田さんはとにかくファンのみんなに会いたい、できることは全部やりたいという気持ちだったそう。

その結果、次の年にもまた47都道府県を開催することになり、この後の倖田來未にもつながったツアーになったといいます。

2019年 伝説の復刻ライブを開催

ボイトレなどを重ねて長く続いた不調を乗り越え、自分の声を取り戻したという倖田來未さん。

うまく歌えるようになってからは、さらに挑戦し続けようという気持ちが強くなったといいます。

そして、2019年には、伝説の復刻ライブ『re(LIVE)』を開催。

1日2公演で合計5時間ほどという、超ハードスケジュールのライブを行いました。

3日連続で公演があることもあり、体力と声が1番心配で、今までにない努力をしたといいます。

過去の倖田來未を超えるライブに

ライブでは「2007年の私と2013年の私を足して翌2020年の新しい倖田來未を表現し届けること」をテーマにしたそう。

過去にやってきたことを否定せず進化させ、倖田來未が今後も挑戦していく姿勢や進化を証明したかったそうです。

2007年のツアー当時は「最高なエンターテインメントを届けよう」と、ツアーを構成していたという倖田來未さん。

復刻するということは過去の自分を超えないといけないため、それは相当なプレッシャーだったそうです。

しかもこの演目を1日2回。全く異なる演目で行うので関わるスタッフも大変だったと思う、とのこと。

連日のライブで声が思うように出ず舞台裏で涙することもあったけれど、初心を思い出すことにも繋がったそうです。

メイクさんが花魁メイクを迅速にオフし、次のメイクにシフトしたり。倖田來未スタッフの技術の高さが伺えますよね。

2020年 コロナ禍でのライブを決行

2020年に世の中に大きな影響を与えた新型コロナウイルス。数々のアーティストの活動にも影響を与えました。

コロナ禍では家族の時間を増やしたりと、最初は前向きにとらえるようにしていたという倖田來未さん。

しかし、次第に「大好きな歌を歌う場所がない」という現実にぶつかったと語ります。

「ファンのみんなに会えないのが辛い」「みんなが孤独を感じているかもしれない」と強く感じたという倖田來未さん。

「音楽の力」で励ますことができない自分に歯がゆさを感じ、「何かやれることはないか?」と常に探していたといいます。

SNSでファンと繋がる

倖田來未さん公式インスタグラムより

そこからは、それまでやってこなかったインスタライブをたくさんするようになったという倖田來未さん。

仲良しのアーティスト・AIさんとインスタライブでコラボをしたことも。

SNSでファンと繋がることで、ファンを喜ばせることができると気づけたそうです。

「生きるか死ぬかくらいの選択」

周りのアーティストがライブを見送らせる中、倖田來未さんはツアーの開催を決定。

世間が公演をストップする中でもきちんとルールを守ればエンターテインメントを届けられると思ったそうです。

コロナ禍でのライブ開催は、アーティスト生命をかけた「生きるか死ぬかくらいの選択」だったという倖田來未さん。

大きな不安を感じながらも、「会社が理解してくれるんやったら私はやりたいです」と事務所に伝えたそうです。

後悔のないツアーに

どんなに準備しても一人でも感染者が出てしまえば即終了であるため、スタッフに意識を高く持つよう呼びかけていたそう。

ツアーでは一人も感染者を出すことなくツアーを完走した倖田來未さん。みんなが努力して奇跡を起こしたと振り返ります。

倖田さん自身は気づかなかったそうですが、ツアー初日、ダンサーやスタッフさんの何人かが泣いていたそう。

リスクを背負いながら力を貸してくれたダンサーやスタッフに、感謝の気持ちでいっぱいになったそうです。

活動に対する想いの変化も

コロナ禍でなければやりたかった20周年ツアーならではの演出もあったという倖田來未さん。

そのため、今後はやりたいと思ったことはすぐにやろうという決意も固めたそうです。

いろんな思いはありながらも、置かれている環境の中で200%の結果を出し、悔いのないツアーになったと語る倖田來未さん。

倖田來未さんのファンに対する想いや、音楽活動における強い思いを感じられるエピソードですよね。

倖田來未のライブへのこだわりとは

倖田來未さん公式インスタグラムより

「ジャンルを絞りたくない」

小さい頃から、歌うことがとにかく大好きだったという倖田來未さん。

歌謡曲にJ-POP、R&Bなど様々なジャンルを歌いこなす彼女ですが、昔からジャンルを絞りたくないという思いがあったそうです。

倖田來未さんのライブは、バラードにダンスナンバー、ポップな演出など、セットリストも豪華ですよね。

ライブのトークも重視?

倖田來未さんは、ライブでは歌やダンスだけでなく、トークも大事にしているそう。

楽屋に帰ってくると必ず「どこが良かった?どの曲?」と周りに聞くそうです。

ライブ後に「今日は笑わせられへんかったー!」と反省していることもあるといいます。

「お値段以上」がテーマ

倖田來未さんのライブは、いつも「お値段以上」がテーマだそう。

以前ハワイでイベントを開催した際は、スタッフに無理を言ってファンと触れ合う時間を増やし、お土産もつけたそう。

倖田來未さんのライブはバラードに迫力のあるダンスパフォーマンス、楽しいMCなども盛りだくさんですよね。

前回より良いステージを

常に前作より良い楽曲を、前回のライブより良いステージをと言う気持ちで活動しているという倖田來未さん。

経験を積み重ねれば積み重ねるほど、ハードルはどんどん上がっていき、目の前の課題は難しくなるばかりだと語ります。

歩みを進めるほど倖田來未は大変になっていくけど、続けたいと思うのはやっぱり「歌が好きだから」と語ります。

ステージに立つのが大好き

アーティスト活動をする中で、ライブは特に「倖田來未でいる喜びを最大限に味わえる場所」だと語る倖田來未さん。

衣装とメイクをまとい、大好きな歌を歌い、会場の声援を浴びる。

「やっぱりステージに立って歌うのが何より好きなんだと思う」と語ります。

ライブは生き物であり嘘のない場所だからこそ、ライブでファンのみんなと過ごす時間が何より大切だと感じているそうです。

ファンは人格まで変えてくれる存在

明るくフレンドリーなイメージがある倖田來未さん。

しかし実は、「自分のことを好きだと言ってくれる人にしか心が開けない」という一面を持っているそうです。

そんな倖田來未さんにとって、ファンは家族のような存在なのだそう。

時々、ステージから降りた普通の自分のままだったら、「人付き合いなどはどうやっていたんだろう?」と考えることもあるそう。

ファンは絆が深い上、堂々とステージに立つ勇気をくれる、倖田來未という人格までも変えてくれた存在なのだそうです。

まとめ

今回は、倖田來未さんの歴代ライブや、倖田來未さんが語るライブへのこだわりについてまとめました。

ファンを喜ばせたい!という気持ちを第一に、数々のツアーを作り上げてきた倖田來未さん。

その歴代公演数はなんと500本近くにのぼります。

デビューから20年以上経った今でも、ライブ前はとても緊張するそう。

「人が笑っている姿を見るのが好き」だという彼女は、「これからも多くの人の心に寄り添える歌を歌っていきたい」と語ります。

そんな倖田來未さんの今後の活動にも、注目が集まります。

倖田來未のプロフィール

倖田來未さん公式インスタグラムより
名前:倖田來未(こうだくみ)
愛称:くぅちゃん
生年月日:1982年11月13日
出身地:京都府
年齢:41歳
身長:154cm
活動期間:2000年-
職業:歌手
事務所:エイベックス・マネジメント

2000年にシングル『TAKE BACK』でエイベックスからデビューし、2006年に『Butterfly』で日本レコード大賞を受賞。

圧倒的なライブパフォーマンスと愛らしいキャラクターで、現在も多くのファンを魅了し続けている。

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