当時は引退も考えていた?倖田來未が結婚・出産後に活動復帰を決めた理由とは

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2020年にデビュー20周年を迎え、現在も多くのファンから愛されているアーティスト・倖田來未さん。

2011年に結婚、2012年に出産をされた倖田來未さんですが、当時は祝福の声だけでなく、周りの人やファンからの反対もあったそうです。

当時は引退も考えたという倖田來未さんが、結婚・出産後に歌手活動復帰を決めた理由や経緯についてまとめました。

倖田來未の結婚から歌手活動復帰までの経緯まとめ

倖田來未さん公式インスタグラムより

結婚当初は周りや世間からバッシング?

周りに祝福されながら幸せな結婚生活を始めたかと思いきや、倖田さん曰く、実際はそうではなかったそう。

全員から祝福されたわけではなく、「周りからだけでなく世間からもバッシングされたんですよ」と語ります。

周りからは「同業者とはうまくいかない」「互いにアーティストとしてのプライドがあるからいつかぶつかる」と言われたそうです。

「格差結婚」と報じられる

マスコミには格差結婚と報じられ、とても悔しく、悲しい気持ちになったと振り返る倖田來未さん。

しかし、倖田さんは旦那さんのことを「こんなに才能のあるアーティストはほかにいない」と思っていたそうです。

むしろ「私から結婚してくれてありがとうと言いたいくらい素晴らしい人」だと感じていたそう。

私たちの何がわかるの?と思いつつも、それを言葉で伝えるより、幸せになった姿を見せることで証明していこうと感じたそうです。

倖田さんのダンサーであるKAICHOUさんは、倖田さんが旦那さんとアーティスト同士という立場で話している姿を見たそう。

その際に「旦那さんのことをすごく尊敬しているんだなって感じました」と語っています。

結婚当初は同業者だからこそぶつかると反対されたこともあった倖田さんですが、今では周りの人たちにも応援されているのでしょうね。

「めちゃくちゃ幸せです」

そんな倖田來未さんは、結婚10周年を迎えた2021年に「私はめちゃくちゃ幸せです!」と発言。

10年という時間を彼と一緒に歩み、胸を張って「あの時の私たちの決断と選択は間違っていなかった」と語っていました。

結婚に対する事務所の反応は?

倖田來未さん公式インスタグラムより

昔から結婚願望が強かった倖田來未さんにとって、運命の人に出会って付き合って結婚することは自然なことだったそう。

根っからの恋愛体質である彼女に対し、事務所側も「恋をしなさい」というスタンスだったそうです。

また、事務所側は女性アーティストである倖田さんの結婚や出産には「来る時は来る」という思いを抱いていたといいます。

いつも恋愛に全力で、そんな倖田さんが書くラブソングは、多くの女性に支持されていますよね。

そんな彼女だからこそ書ける歌詞があると考え、事務所側も倖田さんの恋愛を応援してくれていたのかもしれません。

情報漏洩により予定より早く発表

仕事との両立については自分自身だけではどうにもできず、スタッフやファンに迷惑をかけてしまうこともあったと語る倖田來未さん。

息子さんを授かったばかりの時期に情報が漏れ、意図せず安定期に入る前の2011年の末に結婚と出産の発表をしたそうです。

メディアに対する倖田來未さんのメッセージは、「より一層の愛を歌に込めて、届けていくねー!!!」というもの。

ファンを不安にさせないようにという、倖田來未さんの配慮が込められたメッセージだと感じますよね。

旦那さんと楽曲を共作

結婚を発表した時期は『JAPONESQUE』という倖田さんのオリジナルアルバムの制作期間とも重なっていたそう。

このアルバムに「今の自分の思いをどうしても1曲入れたい!」と無理を言ったといいます。

そんな『JAPANESQUE』の収録曲「All for you」は、旦那さんに相談して作ってもらった楽曲だそう。

「それならこの声が枯れるまで歌いたい、そんな曲を作りたい!」という思いが込められているそうです。

Mステ出演後の締め切り最終日に、マイクを1本立てて、旦那さんにアコギを引いてもらい、家でレコーディングしたそうです。

自分の強い思いをとにかく歌にして世間に届けたい、という倖田來未さんらしい行動ですよね。

開催予定のツアーが中止に

結婚・妊娠により、2012年春から開催予定だったツアーを「最大限のパフォーマンスができないため中止」とした倖田來未さん。

結婚・妊娠を祝福してくれるファンもいる中、「楽しみにしてたのに」という声もあったといいます。

そんな中、待っていてくれる人がいるなら1日でも早くみんなに会いたいと思い、秋にライブをすることを決意したといいます。

出産後間もないにも関わらず、1日でも早く復帰したいという倖田來未さんのプロ根性が感じられますよね。

ツアーの売れ行きが不調に?

結婚・妊娠によりツアーが中止になっただけでなく、売れ行きにも影響があったと語る倖田來未さん。

2013年の『JAPONESQUE』ツアーは、売れ行きが良くなかったといいます。

数字に出ている以上、離れてしまったファンに戻ってきてもらえる方法を模索したという倖田さん。

「ファンのみんなからの信頼を取り戻したかった」と当時を振り返ります。

引退を考えたことも

倖田來未さん公式インスタグラムより

結婚・妊娠したことで初めて「このまま倖田來未を続けていいのか」と、心に迷いを抱いたという倖田來未さん。

しかし旦那さんは「別にやめなくていい。お母さんも君だけだけど、倖田來未だって君にしかできない」と言ってくれたそうです。

「輝いている姿をこれからも見たい」と言ってくれたことで、背中を押されたといいます。

旦那さんからのエール

つい後ろを向いてしまいそうな倖田さんに、いつも前向きな力を届けてくれるというKENJI03さん。

今まで何度も届けてくれたのが「倖田來未にしかできないんだから」という言葉だといいます。

「これからも自分らしい道を歩んでほしい」という旦那さんの言葉もあり、今でもステージに立ち続けることができていると語ります。

結婚したら家庭に入ってほしいという男性もいる中、倖田來未さんの旦那さんは心から彼女の活動を応援してくれているのですね。

セクシー路線に対する葛藤

結婚して母となったことで、家族という心強い味方ができたと語る倖田來未さん。

しかし同時に「セクシー路線を変えたほうがいいのか」という悩みも生まれたといいます。

「母としての曲を書かないんですか?」とファンに言われることもあり、戸惑うこともあったそう。

しかし、倖田さんは「倖田來未としてかっこいいものが成立しているなら、その倖田來未像を崩したくない」と感じたそう。

海外アーティストのマドンナのように、セクシーなファッションも「倖田來未にやり続けてほしい」と感じているそうです。

ラブソングを歌うことへの葛藤

また、結婚・出産を経験したことで、ラブソングを歌い続けることに葛藤を抱いたこともあったという倖田來未さん。

結婚後も恋や愛の曲を歌うのはどうなんだろう?と思っていたものの、それはすぐに解決したそう。

フィクションのストーリーで作る曲もあるけれど、結婚後も旦那さんに恋していることは変わらない。

歌っていても違和感が全くなかったため、これからも自分の歌いたい曲を作り続けようと思ったそうです。

倖田來未さんと言えばラブソングというイメージもあるほどですし、ファンにとってもこの決断はとても嬉しいことでしょうね。

倖田さんの母・茂子さんからのお叱りも?

旦那さんが倖田さんのご両親のもとに挨拶に来た際は、旦那さんと倖田さんのお母さん・茂子さんの二人で話をしたそう。

予定していたツアーが中止になったりと、突然のことで「何してくれてんねん!」というお叱りもあったそうです。

「ありがとうの気持ちでいっぱいです」

しかし、「倖田來未もこの旦那さんだから続けていられているし、可愛い孫も生まれたし、今では、ありがとうの気持ちでいっぱいです」と語ります。

子供を授かったことをきっかけに入籍したという倖田さんご夫妻。

倖田さんは「この人で間違いない」という確信があったからこそ授かった命を喜びと共に受け入れることができたと語ります。

misonoさんから見た倖田さん夫婦とは?

倖田來未さんの妹であるmisonoさんは、「お姉(倖田來未さん)は必ず旦那を立てる」と語ります。

結婚観もmisonoさんと真逆で、旦那さんがいないところでも、愚痴をこぼすどころか旦那さんを褒めるといいます。

結婚観も真逆で、misonoさんの旦那さんのことも、misonoさん以上に理解していると感じるそうです。

復帰するなら「一番になりたい」

出産をしてから仕事に復帰するまでは、約1ヶ月だったという倖田來未さん。

目まぐるしく走ったけれど、家族や周りのスタッフの支えがなければ復帰は難しかったと振り返ります。

そんな中、倖田來未さんが2012年10月に発売したのが「Go to the top」という楽曲。

「1日でも長く歌い続けたい」、復帰するなら「一番になりたい」。そんな想いが込められた楽曲だそうです。

その言葉通り、復帰してから今もなおパワフルに歌い続けている姿が印象的ですよね。

今後の活動について

倖田來未さん公式インスタグラムより

夫婦で世界を旅する予定?

今後の活動について、歌を歌い続けていきたいと語る倖田來未さん。

しかし、「いつか夫婦で世界を回るクルーズ旅がしたい」という夢も持っているそう。

その時だけは「倖田來未をお休みさせていただくかもしれない」と語ります。

世界中の人に会い感受性を刺激されることで、帰国後は「サンバを作ります!」とか言い出しそう、と語る場面も。

大変だ、忙しい、ゆっくりしたいと言いながらも、結局倖田來未として走り続けるんだろうな、と語ります。

LAを拠点に音楽制作?

また、倖田さんご夫婦は、LAなどを拠点に音楽制作をすることも夢だそう。

もし息子さんが背中を押してくれたら「一緒に行けちゃうかな?」と思っているそうです。

LAは太陽も空気感も好きで、水も合うからお肌の調子も良くなるほどだそうです。

結婚当初は同業者だからと結婚を反対されていた倖田さんご夫婦。

アーティスト同士ぶつかるどころか、2人でいることでますます夢が広がっているように見えますよね。

まとめ

今回は、倖田來未さんの結婚・出産に関するエピソードや、活動を続けることを決めた理由などについてまとめました。

結婚当初は周りから反対を受けたものの、旦那さんととても良い関係を築いている倖田來未さん。

旦那さんの「倖田來未を続けてほしい」という言葉もあり、結婚後も活動を続けることを決意されたことがわかりました。

旦那さんは倖田來未さんの一番身近なファンでもあり、ライブ前にはビックハグをしてくれるそう。

倖田さんは、そんな旦那さんの支えがあるからこそ、より活き活きと活動を続けることができているのでしょうね。

今後の倖田來未さんの活躍からも、目が離せません!

倖田來未のプロフィール

倖田來未さん公式インスタグラムより
名前:倖田來未(こうだくみ)
愛称:くぅちゃん
生年月日:1982年11月13日
出身地:京都府
年齢:41歳
身長:154cm
活動期間:2000年-
職業:歌手
事務所:エイベックス・マネジメント

2000年にシングル『TAKE BACK』でエイベックスからデビューし、2006年に『Butterfly』で日本レコード大賞を受賞。

圧倒的なライブパフォーマンスと愛らしいキャラクターで、現在も多くのファンを魅了し続けている。

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